住宅用木構造部材加工(プレカット)

構造材加工

建物の主要構造の骨格を構成する骨組みです。土台、柱、梁桁など一般的に棟上げまでに使用される部材の加工。木材に仕口を加工して接合する在来軸組工法、及び、金物ジョイントで接合する金物工法があります。

 

部材

 

柱材 管柱、通し柱、吊束、地束、小屋束
横架材 土台、梁・桁、母屋、棟木、隅木、谷木、登り梁、火打梁

主な材種

 

柱材 桧KD、杉KD、桧EW、杉EW、WWEW、ハイブリッドEW
横架材 米松KD、RWEW、杉KD、杉EW、ハイブリッドEW、米ヒバKD、米ヒバEW
*部材によって取扱いできない材種もあります。

 

在来軸組工法(構造材)

在来軸組工法 在来工法-01
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 木造住宅の構法としては、最も主流のものです。土台、柱、梁桁の軸となる骨組みで支えるため、木造軸組構法とも呼ばれています。 継手、仕口、ほぞと呼ばれる木材を加工してつくった接合部分を合せてつないでいきます。 プレカット加工機械が世に出る前は、大工職人が鋸やノミを使用して加工していましたが、加工に高度な技術を要する本格的な和室をいくつも持つ家が少なくなってきたためため、最近の住宅の骨組みの加工には機械加工が一般的になってきました。 コンピュータで管理されたCAD/CAMシステムにより、使用する木材量を最小限に抑えながら、精度の高い製品を製造します。 塗り壁等がない家を建てるお客様には、建てた後も変形しにくい集成材や人工乾燥材を使用することをお奨めします。

 

加工例

 

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金物工法

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  在来軸組工法の一種で、強度等の試験に合格し、認定された金物によって接合する

 

 金物工法の透視パース

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金物工法の透視パース1 金物工法の透視パース2 金物工法の透視パース3
在来軸組構法の継手や仕口部分を梁受け金物、ほぞパイプを使ってジョイントしていくものです。金物の留め具はドリフトピンやボルトが使用されます。断面の欠損を少なくすることや強度にばらつきがないということで、集成材、及び、外部の面材(筋違を用いない)とのセットで使われます。総2階に近い形で、間崩れがない部屋を組み合わせるような、シンプルな構造躯体の住宅では高い耐震強度を得られます。
ツインスリットでは’クレテック/テックワンP3’、’HS金物’、シングルスリットでは’モッケン金物’が当社で人気の金物ジョイントです。最近では、在来工法で通し柱の断面欠損を考慮し、通し柱と胴差を金物ジョイントで加工依頼されるお客様が多くなりました。また、テックワンP3シリーズは、中大規模建築物などに使用する梁の高さ720mmまでの大断面集成材に使用可能なジョイント金物が準備されています。製作金物に比べて大幅なコスト削減になると高い評価を得ています。
 

 加工実績が多い金物ジョイント

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金物ジョイント1 金物ジョイント2 金物ジョイント3
ホゾパイプ(柱)+ツインスリット(梁桁)の組み合わせ ホゾパイプ(柱)+ツインスリット(梁桁)の組み合わせ ‘シングル’スリット(柱)+スリット(梁桁)の組み合わせ
HSZ金物     

クレテック,テックワン金物

モッケン金物  

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羽柄材加工

羽柄 羽柄パース
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在来軸組構法で使用する垂木、破風、間柱、筋違、窓台・まぐさ、根太を加工します。

工場でカットすることで、垂木の施工などの高いところで鋸切りを使用する作業がなくなり、現場作業の安全性が高くなります。

また、間柱や筋違いなど現場で採寸しながらカットする時間が節約できるとともに、現場で出る廃棄物の量も削減できます。

羽柄材の機械加工についても、加工した後も変形しにくい集成材や人工乾燥材を使用することをお奨めしております。

 

 加工例

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合板加工

 屋根下地用、及び、床下地(剛床)に使用する針葉樹合板の加工を行っております。

 一般的なサイズ

屋根下地用:910x1820x12mm

床下地(剛床用):910x1820x24/28mm、1000x2000x24/28mm

合板加工1 合板パース
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在来軸組構法で使用する野地用、及び、床パネル(剛床用)の合板を加工します。部材により、加工可能な材種、寸法の範囲が決められているので、当社プレカット営業部にご確認ください。

工場でカットすることで、屋根の上で施工する野地で鋸切りを使用する作業がなくなり、現場作業の安全性が高くなります。

また、現場で採寸しながらカットする時間が節約できるとともに、現場で出る廃棄物の量も削減できます。

加工例

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