窓の結露の問題

外気に触れる開口部の性能を高めることは、省エネ効果、断熱効果、遮音効果、お手入れ時間、カビの削減…を考えるとプラスの面が多いと思います。 暖かくなったり寒くなったり、春はもうすぐですが、「結露の問題」はまだ続きます。秋が終わり、初冬から春先にかけてはこのような状態が続き、拭き取るのにも不織布を数枚使います。

 

 

雪の多い東北、北海道地方に住まわれている方に比べたら、この程度のことは問題のうちに入らないのかもわかりませんが、北側の窓は毎朝このような状態です。

 

これは、築15年くらいのマンションの窓なので、鉄筋コンクリート構造にメッシュ入りシングルガラスにアルミサッシュの組み合わせです。

 

一体、どれだけの熱が奪われているのだろう…カーテンを閉めずに、直接窓を温めるようにエアコンを一晩中かけると乾燥するので結露も発生しにくいのでしょうが、エネルギーのムダ使いになってしまいます。

 

近年、特に「木造住宅のリフォーム」、「一戸建て新築」の場合は「樹脂サッシュに複層ガラス」の選択肢があります。100%結露が発生しないとはいえませんが、窓から奪われる熱が大幅に少なくなることで、「結露が起きにくくなる=断熱効果が大幅に上がる=エネルギー消費が少ない」住まいになります。

 

樹脂サッシュについて

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http://www.ykkap.co.jp/info/pvc-windows/summary/

 

マンションの場合は、リフォーム増改築用の内窓が、結露問題を軽減します。また、断熱性能に加え、遮音性能も上がるのでお勧めです。但し、個々のマンションの管理規定で禁止されていたり、管理組合の承認が必要な場合もあるそうなので、専有部分であっても確認した方が良いようです。もちろん、一戸建ての持ち家でも同様の効果があるのでお勧めです。

 

結露対策について

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http://www.ykkap.co.jp/reform/window/point9.html

 

外気に触れる開口部の性能を高めることは、省エネ効果、断熱効果、遮音効果、お手入れ時間、カビの削減…を考えるとプラスの面が多いと思います。