木構造フレーム加工のハードプロセス
高品質とコストダウンを両立していくため、高い加工精度と、高効率の生産性追求から構築された自動CAD/CAMシステムを完備して構造材/羽柄材/合板プレカットに対応していきます。
また、特殊加工では、大断面集成材などを使用する中大規模建築物のフレームや特殊デザインの部材をCNC加工機やマシニングセンタでカスタムカットを行います。
写真をクリック |
CNC加工用製作部材入力及び検証に使用するcad/cam |
CADシステムから出力された情報で、材料をピッキングしながら各加工機毎に加工する。 *樹種、原産地、サイズ等により木材入荷まで2週間以上かかる場合がありますので、弊社営業担当者に納期をご確認の上、早めの図面承認・発注にご協力ください。 |
データをもとに、機械オペレーターが各ラインを仕様毎に設定または調整し、指示書を確認しながら、検査済材料を投入します。時期:通常の加工の場合、第1回搬入日の2週間から1週間前 |
投入された材料を入力データをもとに各ラインで全自動加工を行います。 一般的な仕口及び金物接合を使った構造部材の加工可能材断面、及び、材長は以下のとおりです。
横架材:最大加工可能断面450mmx135mm、最長加工可能材長6000mm |
自動加工ラインで加工できない、大断面集成材(12mくらい)の特殊製作金物用スリットやパイプ加工、合掌(トラス)、ティンバーフレーム用大断面木材、丸太ログ等の匠(たくみ)オプションの加工を行います。 ※一般住宅用プレカット加工機械と違い加工速度が遅く、大工手加工との組合せが必要になってくる場合ため通常より長い加工時間を要します。
最大加工可能断面1200mmx300mm、最大加工可能材長13000mm |
加工した製品を基準に適合しているかどう検査し、適合していない場合は、作り直します。 |
製品を部材ごとに梱包し、出荷準備を行います。 |
梱包した製品を指定された場所へ搬入します。一般住宅用プレカット部材は通常4トン車を使用しますが、現場によって進入できる車両サイズが異なります。 建方は大安や友引等に集中する場合が多く、クレーン付きの車両が予約できなかったり、不測の事態により配送の遅れが生じる場合があります。 作業に大きな支障がない範囲で建方前日までにすべて、または、なるべく多くの部材を納入しておくことをお勧めします。 尚、7メートルを超える長尺の部材や大断面部材を運搬する場合は、通常10トン以上の大型車の使用となります。 |
写真をクリック | ||
自動機械加工 |
当社品質管理システムにもとづき、当社のスタッフがお客様の要望にお応えします。住宅、店舗、事務所等にかかわらず、木造の骨組み(構造)のプレカットについてお気軽にご相談ください。