今よりも一歩向上!回転装置の製作。

どうすれば、もっと楽になるのか?
この夏、一つの壁にぶつかりました。
大断面の木材加工の仕上げには手加工と検査が必要です。それが4面あるので、4回ひっくり返さないといけない。人を集めなければならない。そのたびに、他の作業をしているみんなが手を止めて集まってくれる。でも、みんなの仕事がその分遅れる。
建物の構造上クレーンはつけるには大きな投資が必要。普段は使わないので、もし、つけてもほとんど遊んでいる状態になる。目的は回転だけなので、シンプルな機能で、コンパクトで、使わない時にはしまっておける・・・そんなものを近くの鉄工所の方と一緒に考えてつくりました。
自分たちで考え、つくったものは何物にも代えがたいものです。改善へのチャレンジで「人も会社も今よりも一歩向上」します。
何もしなければ衰退。チャレンジして成功すれば、大きく進歩します。もし、うまくいかなかったとしても、そこから学び成長します。
今回のチャレンジで、効率が上がっただけでなく、これまでできなかった仕事もできるようになりました。

現在のプロジェクトでは、登り梁14本で、機械加工だけで1本2時間かかりますが、この反転機を使うことであとの仕上げ加工、検品は2人でできるようになりました。他の人も自分の作業に集中できることで、機会費用も考えなくてよくなりました。

Before

After